入社の動機を教えてください。
大学では建築学を学んだのですが、就職活動のタイミングで進路に迷ってしまい、結局、卒業後はしばらくの間、飲食店でアルバイトをしていました。しかし、飲食業界では将来の自分の姿を思い描くことができず、「いったい、自分はどんな生き方をしたいのか、どんな仕事がしたいのか」を真剣に考えるようになりました。考えた末に出した結論は、やはり大好きな建築の分野で働きたいということ。すぐに就職活動を開始、就職サイトの担当者に紹介してもらった会社がファーストコーポレーションでした。当時は社名を知りませんでしたが、創業間もない会社であること、急成長中の勢いのある会社であることを知って、すぐに応募を決意。入社時の面接で、それまでの経緯を率直に話したところ、「今から頑張れば問題ない」との力強い一言をもらったことで自信がつき、すぐに入社を決めました。経歴だけではなく、私の可能性を評価してくれたことが、すごく嬉しかったですね。
入社後最初に担当した仕事は何ですか？
入社してすぐに都内のマンション建築現場に着任しました。大学で建築を学んでいたとはいえ、実際の建築現場は生まれて初めて。文字通り右も左もわかりませんでしたが、所長以下先輩社員や職人の皆さんが声をかけてくれ、見よう見まねで少しずつ仕事を覚えることができました。今にして思えば、最初の現場で学んだのは、仕事の具体的な手順やノウハウというよりも、心構えのようなものだったと思います。現場は清潔に保つ、道具を大切に扱う、安全確認を徹底するなど、建築現場で働くにあたって必要な姿勢を教えてもらうことができました。これは今も私の大きな財産になっています。
もちろん失敗もしました。中でも、ミキサー車の手配を誤って何台も待機させるという大失敗を犯してしまったときには、たくさんの方に迷惑をかけてしまい、本当に身が縮む思いがしました。でも、上司に報告したところ、注意はされたものの、「失敗は誰にでもある。次は油断するなよ」と思いがけない励ましの言葉が。この信頼にこたえるためにも、細心の注意を払って働こう、と決意を新たにした出来事でした。
今は、どんな仕事を担当しているのですか？
現在は、埼玉県内のマンション建築現場で施工管理を担当しています。施工管理はマンションが完成に至るまでのあらゆる工程に関わり、各工事を担当する専門業者の皆さんと連携して、工事を安全かつスムーズに進行させる仕事です。入社以来、ここが3ヵ所目の現場ということもあって、仕事にも慣れ、最近は上司に相談しつつではありますが、個々の工程について自分から工事計画を立案、実行できるようになりました。これは、若手にもどんどん責任ある仕事を任せてくれる自由な社風があってのこと。入社時には想像もできなかったスピードで、成長している自分に、自分自身が一番驚いています。入社前は、自分の将来の姿が全く思い描けませんでしたが、今は、1年後、2年後にこうありたいと願う自分の姿を明確に思い描くことができます。なりたい自分に1日も早く近づけるよう、これからも一つひとつの仕事を大切に取り組んでいきたいと思います。
ファーストコーポレーションの魅力はどんなところですか？
創業以来、右肩上がりの急成長を遂げている会社ですが、決して浮足立たず、丁寧な仕事ぶりで着実な成果を上げているところだと思います。手掛ける案件がいくら増えても、品質が低下してしまっては元も子もありません。私たち現場スタッフは、確認に次ぐ確認と丁寧な作業で、施主様や住まう方々に満足いただける品質にこだわって仕事をしています。
また、和気あいあいとした働きやすい環境も当社の魅力の1つ。私のような若手の意見をくみ取ってくれたり、責任ある仕事を担当させてくれるので、仕事へのモチベーションを失わずに働くことができています。
今後の目標を教えてください。
もっともっと経験を積んで、知識とノウハウをしっかり身に付けること。そしてまずは、主任の役職に就きたいと思っています。仕事の合間に勉強をして、1級建築施工管理技士、さらには1級建築士の資格を取得することも大きな目標です。資格取得に関しては、会社からのサポートも受けられるので、うまく活用して、必ず実現したいと思います。そして最終的には、現場代理人になって、1つの現場を仕切り、最高のマンションを作り上げたいと思っています。
大学卒業から、就職まで紆余曲折がありましたが、ファーストコーポレーションと出会えたことで、人生が大きく開け、自分に自信を持って働けるようになりました。これからも自分の持てる力を最大限生かして、自らの将来を切り拓いていきたいと思っています。
施工管理職の仕事を動画で紹介！
施工管理職とは、土地の調査からマンション完成・引き渡しまでの間で実際に建物を組み上げる「施工」の部分を管理する仕事です。
