入社の動機を教えてください。
大学時代は野球漬けの生活を送っていたこともあって、インターンや特定の業界研究などはできないまま、就職活動に臨みました。自分の性格上、人と接する機会の多い営業職が向いていることはわかっていたのですが、業界は絞り切れなかったので、まずは幅広い業界を見てみようと思い、いろいろな会社の説明会に参加しました。
そんな中で出会った会社の1つが、ファーストコーポレーションです。当時、「不動産=物件仲介」の発想しかなかった私にとって、ファーストコーポレーションの手掛ける不動産開発の仕事はすごく新鮮で、すぐに興味を持ちました。単に不動産を売るだけでなく、土地の仕入れ、建物の企画、設計、施工までワンストップで提供できるスケールの大きな仕事にぜひ挑戦してみたいと思ったのです。入社の決め手は、面接の際にある社員の方が話してくれた「実績を出せば必ず評価されるから、やればやるほど仕事がどんどん面白くなるよ」という言葉。まさに僕自身、同じ気持ちで長く野球を続けてきたので、「ここなら、野球部時代と同様に、モチベーションを失わずに仕事ができるはずだ」と確信、入社を決めました。
現在はどんな仕事を担当していますか?
2020年4月の入社以来、一貫して開発事業本部で営業を担当しています。私のミッションは首都圏の不動産業者の皆さんにお話を伺って、マンション用地に適した土地の情報を収集し、良い土地があれば仕入れをして事業化に繋げること。入社当初はコロナの影響で対面営業ができず、オフィスからの電話営業しかできなかったのですが、コロナが少し落ち着いてからは感染対策をしっかりした上で対面での営業もできるようになったので、本当に嬉しいです。最近では週に数回は担当するお客様のところに出向いて情報収集しつつ、不動産業界のいろいろなお話を学ばせていただいています。
今の仕事のどんなところに面白さややりがいを感じていますか?
やはり、まっさらな土地に建物を立てて、新しい生活空間を作り出すというスケールの大きな事業に関われるところですね。最近も直属の上司が大きな案件を見事成約させたのですが、私も契約関連の作業を少しだけ手伝わせてもらい、一緒に達成感を味わうことができました。自分たちの手掛けたマンションがこの先何十年もの間、そこに住まう皆様の大切な場所であり続け、そこで人生のいろんなストーリーが紡がれることを思うと、絶対にいい加減な仕事はできないなと身が引き締まる思いがします。
また、個人の力とチームの力、両方が求められる点にも魅力を感じています。当社が手掛けるのはいずれもスケールの大きな仕事なので、チームで力を合わせないと決してゴールにはたどり着けません。しかし、チームに依存して個々人が努力を怠ると、チームとしての成長も止まってしまいます。私が学生時代に打ち込んできた野球も、団体競技であると同時に個人競技としての側面も強く、私も常に一人の選手としての実力を磨くことを心がけてきましたので、チームと個人、両方で力が試される今の環境は、自分にピッタリだと思っています。もちろん、まだまだ今は実力不足なので、もっと自分の個の力を磨いて、チームの成長に貢献できるような存在になりたいと願っています。
職場の雰囲気や社風について教えてください。
スポーツ経験者が多いこともあり、快活で礼儀正しい社員が多いと思います。だからといって、いわゆる体育会系のノリで上下関係が厳しいというわけでもなく、職場はすごくフラットで風通しが良いですね。先輩方は包容力があって、どんな些細なことを質問しても、嫌な顔一つせず丁寧に教えてくださるので、すぐに職場に馴染むことができました。
また、仕事熱心で優秀な先輩方が多く、今のところ部内の最年少の私は、先輩方の仕事ぶりを見て学ばせていただいている状況です。特に私の直属の上司は交渉が本当にうまく、相手によって柔軟に対応方法を変えながら、スムーズに成約まで取り付ける手腕の持ち主で、部のエース的存在。幸いにも部下として一緒に仕事ができる場面が多いので、言葉の選び方や話し方などを見て、仕事術を「盗ませて」もらっています。
社外の人にいうと驚かれるのですが、社長と一般の社員との距離がすごく近くて、私のような若手にも気軽に声を掛けてくださいます。社長もまたバイタリティに溢れる方で、いつも精力的な働きぶりに良い刺激をいただいています。
入社後、自分自身に成長を感じることはありますか?
野球をやっていた頃は、常に「どうやったら、もっと上手くなれるのか」を考えながら練習していました。社会人になっても、この行動原理が心身に染みついているようで、常に「どうやったら、自分の力が発揮できるだろうか」を考えながら、日々の仕事に向き合っています。その甲斐あってか、最近は少しだけ自分の成長を感じています。
入社当時は本当に右も左もわからなくて、何をするにも先輩に指示を仰いでいたのですが、最近はやっと自分なりに考えて、行動できるようになってきました。土地の仕入れ方や活用法をイメージするクセがついてきたのも、自分にとっては大きな前進だと思っています。今では、街を歩いていても、学生時代とはまったく違う視点から建物を見るようになりましたし、工事現場を見つけると必ず建築看板を見て、どのディベロッパーがどんなものを建てようとしているのかチェックするようになりました。もちろん、まだ自分の力でできることは少ないですが、日々見聞を広め、不動産のプロとしての「引き出し」を増やしていきたいと思っています。
今の目標は何ですか?
目標は、3つあります。まずは、宅地建物取引士の資格を取得すること。この資格を持っていると担当できる業務の幅がぐっと広がるので、今年中に絶対に取得したいと思っています。日常業務と並行して試験勉強をしなくてはいけないので、時間の確保に四苦八苦していますが、営業先への移動の電車の中で過去問を解いたりして、少しずつ準備を進めています。
2つめは、自分の仕入れた土地で工事を受注すること。巨額のお金が絡む取引なので成約は容易ではありませんが、まずは良い土地の仕入れに成功することを目指して、日々の営業活動を通じて情報収集に励みたいと思っています。
そして3つめの目標は、いつの日か自分の仕入れた土地で、現場(建築職)の同期と協力してマンションを建てること。そして、そのマンションが多くの方に愛されるマイホームとして活用されている様子を見られたら、最高ですね。
入社して今年で3年目。面接のときに「やればやるほど仕事が面白くなるよ」という先輩社員の言葉は、本当だったなあと実感しています。これから先、もっともっと面白く働けるように、目の前の仕事に精一杯取り組んできたいと考えています。